幹細胞の正しい知識
幹細胞について詳しく解説します
私たちの体は約60兆個の細胞で構成され、常に新陳代謝を繰り返しています
この細胞の生まれ変わりに重要な役割を果たすのが「幹細胞」です
そして、幹細胞を培養する過程で生成される「幹細胞培養上清液」は、未来の医療と美容において大きな注目を集める、驚くべき可能性を秘めた物質です
美容分野はもちろんのこと、医療分野においても様々な治療実績が報告されています
例えば、癌、大動脈解離、糖尿病、肝機能障害、アルツハイマー病、パーキンソン病、創傷治癒の促進、肌トラブル、生理痛緩和、勃起不全、AGA(男性型脱毛症)、FAGA(女性型脱毛症)、円形脱毛症、老化防止、肩こり、疲労回復、滋養強壮、不眠症、うつ状態の改善、花粉症、ペットアレルギー、火傷など、多岐にわたる疾患や体調不良の改善に役立っています
その使用方法は、点滴、点鼻、ナノエアジェットなど、症状や目的に応じて、適切な方法、使用量、回数、頻度が選択されます
それでは、基礎的な部分から詳しく説明していきましょう
【幹細胞とは】
幹細胞についてご説明します
人間の体は約60兆個の細胞でできており、常に新陳代謝を繰り返しています
幹細胞は、私たち誰の体にも存在しますが、その数は約60億個と、通常の細胞に比べてごくわずかです
幹細胞は、通常の細胞とは異なり、体の成長や、怪我、病気、手術などによる組織の修復・回復に重要な役割を果たします
心臓や肝臓などの臓器、筋肉、神経、骨、血液、皮膚といった、体のあらゆる組織に変化する能力を持っています
私たちは生まれつき約60億個の幹細胞を持っていますが、成長や傷の修復、病気の回復に使われるにつれてその数は徐々に減少し、20歳頃には約10億個にまで減少します
その後も加齢とともに減少し続け、60代ではなんと約1億個にまで減少してしまうのです
これは、幹細胞が成長や傷の修復に消費されるためであり、一度失われると二度と増えることはありません
子供の怪我が治りやすく、逆に高齢になると傷や病気の治りが遅くなるのは、このためです
【幹細胞培養上清液とは】
幹細胞の培養上清液についてご説明します
幹細胞を人工的に培養する際、シャーレの中で幹細胞が成長する過程で、成長因子(細胞の成長や修復を促す信号物質)やサイトカイン(細胞間の情報伝達物質)といった生理活性物質が分泌されます
この培養液から、幹細胞などの固形物を取り除き、液体部分のみをろ過・遠心分離して抽出したものが「幹細胞培養上清液」です
幹細胞培養上清液とは、幹細胞を培養した際に得られる「上澄み液(スーパーナタント)」のことで、幹細胞から分泌された成長因子やサイトカインなどの生理活性物質が豊富に含まれており、再生医療や美容分野で大きな注目を集めています
この液体は、成長や傷の修復に非常に高い効果を発揮します
インターネット広告などでよく見かけるエクソソームという成分も、この培養上清液に含まれる約300種類の物質の中の一つです
幹細胞培養上清液は、豊富な栄養を含んだ液体であり、医療と美容の両面で非常に高い効果が認められており、今後の医療や美容の中心になると期待されています
【幹細胞培養上清液の効果】
幹細胞培養上清液は、医療と美容において素晴らしい効果を発揮します
その効果は
炎症を抑制する
炎症によって傷ついた細胞を保護する
体内に存在する幹細胞を患部に誘導する
新たな血管を生成する
自身の幹細胞を活性化させる
これらの働きは薄毛改善に非常にパワフルな効果を発揮します
このように、力強く素晴らしい可能性を秘めた医療レベルの幹細胞培養上清液を贅沢にも美容に応用することで、頭皮の幹細胞を活性化させ、薄毛や白髪の改善が期待できるのです
【幹細胞を使わない理由】
ここで疑問が生じるかもしれません
「なぜ幹細胞自体を使わないのでしょうか?」
その理由は、幹細胞を使用するには、特別な医療機関でご自身の幹細胞を採取し、培養・保存する必要があるためです
これには時間と費用がかかり、数百万円単位となることもあります
また、培養や治療に活用できる医療機関も限られています
さらに、ご自身の幹細胞は、培養にかかる費用が非常に高額であるにもかかわらず、効果があまり期待できません
その理由は、加齢とともに幹細胞の数が減少し、機能も低下してしまうからです
つまり、老化した体の幹細胞は、効果が低いのです
そして、日本の法律では、原則としてご自身の幹細胞しか使用することができません
これが、再生医療がなかなか一般的に普及しない理由の一つです
一方、幹細胞培養上清液は、幹細胞そのものに比べて費用が大幅に安く、価格は数十分の一程度に抑えられます
安全性も高く、高い効果が期待できるため、再生医療の救世主とも言える存在です
ただし、再生美容育毛に用いられる商材には注意が必要です
再生美容には幹細胞培養上清液が用いられますが、市場には効果のない低品質な製品が数多く出回っています
その実態を知ると、詐欺のような商材も少なくありません
粗悪な製品は、見せかけの誇大広告で消費者を誘惑し、購入しても効果を実感できないことが多いのです
【幹細胞培養上清液を選ぶ重要なポイント】
非常に重要な、安全な培養上清液の選び方についてお伝えします
近年、幹細胞関連の製品が非常に多く販売されていますが、選び方を間違えると、効果がないだけでなく、肌荒れや健康被害を引き起こす可能性もあります
選ぶ上で重要なポイントは以下の7つです
- 誰の幹細胞か? 人間以外の幹細胞を用いた商材も存在しますが、必ず人間の幹細胞を選びましょう。牛や豚などの動物由来の幹細胞は、飼育環境や薬剤投与の状況によっては安全性が懸念されます。その生物自体の健康状態が非常に重要です。
- 何の幹細胞か? 脂肪、歯髄、羊膜、臍帯など、様々な種類の幹細胞がありますが、最も推奨されるのは臍帯由来の幹細胞です。生まれたばかりの赤ちゃんの細胞は最も若く、高い成長力と修復力を持っています。また、妊娠中のお母さんは定期的に厳密な検査を受けているため、健康状態が保証されています。
- 何歳の幹細胞か? 一般的に、若い細胞ほど効果が高く、老化した幹細胞では十分な効果が得られないだけでなく、老化を促進するリスクすらあります。
- 健康状態は? 疾患やウイルス感染の疑いがある幹細胞は避けるべきです。使用することで感染症を引き起こす可能性があります。
- 保存状態は? フリーズドライ(凍結乾燥)されたものが最適です。冷凍保存されたものもありますが、フリーズドライの方が保存が容易で、品質を維持しやすいという利点があります。
- 培養上清液か順化培養美容液か? 純度100%の上清液を選びましょう。常温で流通している順化培養液には、保存料や他の成分が多く含まれている場合があり、効果が低くなる可能性があります。
- 培養したラボは信頼できるか? 幹細胞の培養には非常に高度な技術が必要です。近年、経験や技術のない新規参入の培養業者が急増しています。そのような業者が培養した粗悪なフリーズドライ製品は、溶解に時間がかかったり、容器内でカビが発生したりするなど、使用に耐えないものが多く存在します。
また、幹細胞を培養に使用できる回数にも注意が必要です
一般的に、幹細胞を培養に使えるのは2〜3回までと言われています
これは、鰹や昆布の出汁と同じで、何度も使い回すと有効成分が薄まってしまうためです
悪質な培養業者は、同じ幹細胞を20〜30回も培養に使うことがあります
そこまで使い込んだ培養液には、ほとんど栄養は残っていません
そのような無価値なものを「幹細胞培養液配合美容液」として高額で販売しているメーカーが多数存在します
このように、選び方について細かくお伝えするのは、昨年、厚生労働省が抜き打ちで培養上清を検査した結果、8割以上の商材に効果が認められなかったという事実があるからです
しかも、検査対象は高額な美容クリニックでした
このような現状があるため、再生医療分野にいる真面目な専門家たちは、品質に関して強い警鐘を鳴らしているのです
【最高品質の幹細胞】
弊社が扱っているのは、純度100%、最高品質の臍帯幹細胞培養上清液です
これは、生まれたばかりの赤ちゃんのへその緒から採取した幹細胞を培養し、その培養上清液の原液をフリーズドライで安定させたものです
非常に高品質であり、高い安全性を誇ります
その安全性は、以下の点によって裏付けられています
☑️名古屋大学との共同開発により、臍帯幹細胞の培養技術を確立しています
☑️胎児の臍帯から採取した幹細胞を使用しているため、安全性が極めて高いです
☑️妊娠時に多くの検査を経ており、HIV-1、2、HBV、HCV、HTLV-1、2などの厳重なウイルスチェックをクリアしています
☑️若い細胞を利用しているため、より高い効果が期待できます
☑️幹細胞そのものではなく、培養上清液を使用するため、アレルゲンとなる成分が非常に少ないです
☑️日本の高度な医療技術の下で採取された臍帯幹細胞を利用しているため、信頼性が高いです
妊娠・出産時に様々な病気やウイルス検査を受け、厳しい検査基準をクリアした臍帯のみを使用しているため、安全性が高く、0歳児の細胞であるため最も若い細胞であり、培養回数も2〜3回に限定しているため、濃密な栄養と高い効果が期待できます
細胞の持ち主の年齢も非常に重要です。恐ろしいことに、老化が進んだ人の幹細胞を使用した場合、使用した人が老化してしまうリスクがあります
また、不健康な人の幹細胞を使用した場合は、健康を害する可能性や、癌患者の幹細胞であれば発がん性のリスクも否定できません
このように、効果がないだけでなく、マイナスの影響や深刻な病気のリスクも存在するのです
いかがでしたでしょうか?
一言で幹細胞、と言ってもこれだけ奥深いものなんです
また別の機会に、臍帯幹細胞培養上清液だけでなく、NMN やNAD+ についてもお伝えします
再生医療点滴の活用になります
これらは、未病やバックエイジングの効果を非常に期待されています
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました
ご予約・お問い合わせ
公式LINEにお問い合わせください
公式LINE:お問い合わせ公式LINE
電話番号:0364591394 08034497082
住所:東京都港区麻布台3-4-10誠工社ビルB1(麻布台ヒルズより徒歩1分)
地図:Manoukian麻布台
この記事を書いたのは
大塚 剛(おおつか つよし)
麻布の再生美容専門サロン
Manoukian Azabudai 代表 / 再生美容師
私は東京・麻布台にて「再生美容育毛」を専門とするサロン Manoukian Azabudai (マヌキアン麻布台)を運営しております。美容師歴20年以上の経験を経て、従来の「デザイン」や「ケア」を超え、髪そのものを再生する技術の研究と実践に取り組んでまいりました。
■ 再生美容育毛の実績
* 40代女性(更年期によるびまん性脱毛)3か月間の幹細胞培養上清液による再生美容育毛施術で、頭頂部の地肌の透け感が改善。6か月後にはヘアカラーの色持ちも良くなり「若返ったね」と言われるように。
* 50代男性(M字型薄毛)幹細胞培養上清液スカルプ導入と生活習慣改善サポートを併用し、半年で産毛が生え揃い、ボリューム感が回復。内服薬なしで自然な改善を実現。
* 30代女性(急性の円形脱毛症)入院・投薬による急性脱毛から立ち直るため再生美容育毛施術を開始。3か月で全体の70%が回復し、外出も自信を持ってできるように。
* 白髪の集中改善事例40代女性に対し、頭皮の酸化抑制ケアと臍帯幹細胞上清液を導入。半年後には全体の約30%の白髪が黒髪化。髪の艶とハリも回復。
これまでに延べ数百名のお客様の薄毛・白髪改善・ダメージ予防改善をサポートし、薬や外科手術に頼らないナチュラルな育毛の可能性を示してきました。
■ 講師・教育者としての活動
セミナー・講演実績
* 再生美容育毛応用オンラインセミナー
* 更年期女性向け「薬に頼らない育毛セミナー」開催
* 美容師向け「頭皮酸化と白髪の最新理論」講義
* 幹細胞培養上清液、最新成分と美容応用に関する講義を多数実施
教材開発
* スタッフ教育用 30000文字マニュアル、100問問題集を作成
* InstagramリールやLINE配信の台本制作を通じて、一般顧客への啓蒙も展開
* 美容サロンの導入支援プログラムを構築し、インストラクター養成も実施
■ ビジョン
「髪の美しさは人生の自信につながる」私はそう信じています。
再生医療の成果を美容の現場に応用し、誰もが“10年前の髪”を取り戻せる未来をつくること。そして、美容師が「デザイン」だけでなく「再生」を担える存在へと進化することを目指しています。